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2026-03-09 09:50:00

純水洗車って本当に必要?【店主ブログその22】

「純水だから凄い」ではなく、「どう活かすか」が大切だと思っています。

こんにちは。NEWFROGです。

最近では「純水洗車」という言葉もかなり浸透してきました。

「純水を使っているから安心」
「純水洗車だから仕上がりが違う」

そんな言葉を目にする機会も増えたと思います。

今回は、純水洗車を取り入れている専門店として、少し正直な話をしたいと思います。


まず最初にお伝えしたいのは、

純水洗車を否定するつもりは一切ありません。

むしろ、当店でも純水は積極的に使用していますし、そのメリットも十分理解しています。

ただ個人的には、最近よく見かける「フル純水洗車」という言葉ほどの大きな差は感じていません。


QDを使用するなら、水滴跡はある程度リカバリーできる

当店では、洗車の仕上げにQD(クイックディテーラー)を使用しています。

QDは艶出しや保護だけでなく、

・洗車では落としきれなかった軽度の汚れの除去
・拭きムラの軽減
・軽微な水滴跡のリセット

といった役割も担っています。

そのため、ボディ表面に多少の水滴跡が残っていたとしても、拭き上げの工程で除去できるケースがほとんどです。

だからこそ、

「最初から最後まで純水じゃないとダメ」

という考え方には、少し疑問を持っています。


純水の本当の価値は「拭けない場所」にある

では、純水に意味がないのかというと、そんなことはありません。

むしろ、純水の恩恵が最も大きいのは、人の手が届かない場所だと思っています。

例えば、

・グリル内部
・エンブレム周り
・ドアミラーの内部
・細かな隙間やパネルの合わせ目

こういった場所は、洗車後に後から水が垂れてくることがあります。

その水が通常の水道水だった場合、乾燥するとミネラル分だけが残り、水シミの原因になってしまいます。

でも、その水が純水ならどうでしょうか。

ミネラルを含まないため、乾いても跡が残りにくい。

つまり純水は、「拭けない場所に残る水を入れ替える」ためにこそ、本領を発揮するんです。


「純水だから凄い」ではなく「どう活かすか」

だから僕は、

「純水だから凄い」

ではなく、

「どこで純水を活かすか」

が大切だと思っています。

純水という設備を持っていること自体が価値なのではなく、

その特性を理解し、適切な場面で使うことに意味がある。

それが、プロとして純水を扱ううえで大切な考え方だと思っています。


洗車で本当に大切なのは“目的”

洗車の世界では、

・どのシャンプーを使うか
・どの道具を使うか
・どんな設備があるか

こういった部分に注目が集まりがちです。

もちろん、それらも大切です。

でも、それ以上に重要なのは、

「何を目的として使うのか」

ということ。

汚れを落としたいのか。
コーティングを長持ちさせたいのか。
傷のリスクを減らしたいのか。
細部まで綺麗に維持したいのか。

目的によって、選ぶ道具も、工程も変わってきます。


まとめ

純水洗車は、とても優れた設備です。

でも、「純水だから凄い」という単純な話ではありません。

仕上げの方法や、その後の工程によっては、そこまで大きな差にならないこともあります。

だからこそ大切なのは、

純水をどこで、どう活かすか。

そして、

設備や道具ではなく、「何のために使うのか」を考えること。

それが、本当に意味のある洗車につながると、僕は思っています。


▼この記事を書いた人:NEWFROG|洗車&コーティング専門店/CBDFROG
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